「~に慣れてきた」とか、「目を慣らす」などの「慣らす」系の単語について紹介していきます!
まずはaccustom「~を慣らす」という単語から紹介します。
例えば、accustom one’s eyes to the darkで「暗闇に目を慣らす」という意味です。(toを使うことで、「何に対して慣れるのか」を言えます)
I accustomed my eyes to the dark.「私は暗闇に目を慣らした。」
同じように、accustom oneself to hard workで「自分自身を激務に慣れさせる。」となります。
次にこの単語を、形容詞にするとaccustomed「慣れている」となります。これがよく使えます!
I am accustomed to loneliness.「私は孤独には慣れている。」(lonelyで「さみしい」からlonelinessで「さみしさ」です)
このように、be accustomed to A「Aに慣れている」の形で頻出です!
このbeの部分をget(もしくはbecome)に変えると、get accustomed to A「Aに慣れる」となります。さっきと変わったのは、「慣れている」が「慣れる」になっているところです。例を見てみましょう。
I was accustomed to the heat of summer.「私は夏の暑さに慣れていた。」
I got accustomed to the heat of summer.「私は夏の暑さに慣れた。」
このように、be動詞をgetに変えるパターンは他にも多々あります。
例えば be interested in A「Aに興味がある」は、get interested in A「Aに興味を持つ」となりますし、
be good at A「Aが得意である」は、get good at A「Aが得意になる」となります。
つまり、beは「(ある状態)である」ことをいい、getは「(ある状態)に移る」ことをいえます!
話を戻します。「慣れる」についてでしたね。
「慣れる」の言い方は他にもあって、be used to A(=be accustomed to A),get used to A(=get accustomed to A)です。
used(ユーストゥ)には「中古の」(useが「使う」なのでusedは「使われた」→「中古の」となる)という意味のほか、「慣れている」という意味があります。
意味はaccustomedとまったく同じですが、accustomedの方がかたい表現になります。
最後に例文を見てみましょう。
We are used to difficulties.「私たちは困難には慣れている」(difficultyで「困難」)
I have to get used to my job as soon as possible.「私はできるだけ早く仕事に慣れなければならない。」
以上です!