courage(カリッジ)「勇気」

今回はcourageについて紹介していきます。

have the courage to doで「~する勇気がある」もしくは「勇気を出して~する」です。

I had the courage to ask.「私は勇気を出して尋ねた。」

逆に、lose courageなら「勇気を失う」→「落胆する」となります。

そして、この単語にenをつけて、encourageとすると、「~を勇気づける。励ます」という意味になります。enは「動詞化」の役割があり、courageという名詞にenがつくことで、名詞を動詞に変えています。

I encouraged him to do his best.「私は彼に全力を尽くすように励ました。」

この文では encourage 人 to doの形をつかっています。この形を使う動詞はたくさんあります。

tell 人 to doなら「人に~するように言う」(tellの意味が「言いつける」なので)

ask 人 to do「人に~するように頼む」(askの意味が「頼む」)

want 人 to do「人に~してほしい」(wantの意味が「ほしい」)

この三つは中学生でも習う最も有名なものですが、日常生活でもよく使います。

話がもどりますが、courageとencourageまで説明しました。次は、discourageです。

意味を推測してみましょう。今度はdisが付いています。例えば、like「~を好む」にdisが付くと、dislike「~が大嫌い」という意味に変わります。

とすると、disは「否定」の意味だと分かりますよね?

よって、discourageはencourageの反対の意味で「~を落胆させる」です!

encourageは「何かをするのを励ます」ニュアンスなので、discourageは「何かをしないようにやる気をなくさせる」ニュアンスです。

His father’s careless words discouraged Tom.「父親の不注意な言葉でトムはやる気を失った。(落胆した。)」

I tried to discourage him from smoking.「私は彼に喫煙をやめさせようとした。」

二文目で、注目していただきたいのはdiscourage 人 from doing「人が~するのをやめさせる」です。

「人に何かさせる」タイプの動詞の時は、先ほども書いたように、動詞 人 to doを使うのですが(tell 人 to doなど)、「人に何かをやめさせる」タイプの動詞の時は、動詞 人 from doingを使います。

いくつか例を挙げていきます。

prevent 人 from doing「人が~するのを防ぐ」(preventが「~を防ぐ」という意味)

stop 人 from doing「人が~するのをとめる」(stopが「止める」)

keep 人 from doing「人が~しないように保つ」(keepが「保つ」)

今回は以上です。courageとencourageとdiscourageの意味と使い方、おぼえてくださいね!

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